コツコツ極めよう!初心者のためのゴルフレッスン!
HOME正しいアドレスを身につける > アドレスは「動作」か?「静止」か?

アドレスは「動作」か?「静止」か?

ラスベガスのホテルアドレスは「静止」であると認識するのか、「動作」であると認識するのか。「プロだってアドレスではピタリと体が止まるではないか。静止だろう」と言う方が多いだろう。しかし、アドレスは動きなのだ。「動作」であると認識しなければならない。下半身の形、上半身の形、腕、そしてグリップの形…ゴルフ雑誌を読んでアドレスの形を研究しているゴルファーも多いだろう。しかし、その“形”ができるようになるほど、テークバックが堅苦しくなり、スムーズさがなくなっていく。

このように、良いアドレスができても、うまく打てないのはなぜか?アドレスを「静止」と考えて、型にはめ込むことばかりに夢中になってしまうのが、そもそもの間違いなのだ。リズム感がなければいけないスウィングという動作のために構えるのに、その構えが「静止」であってはリズムもないのだから、スウィングを開始するのが苦しいのは当然のことだ。

リズムを失わずにスウィングする手順とは?

打つ前の素振りから、リズムを刻み始めるのがコツだ。素振りによって、左右への体重移動、肩の回転のリズムが残る。そのリズムを体に残しながら、アドレスに入ろう。ソールを地面に着地させず、左右の足のつま先をゆっくり交互に持ち上げよう。そうすると、左右への小さな体重移動が起きる。「止まるかな」という動きまで足の動きを小さくして行くが、決して止まってはいけない。そこからバックスウィングをとって打っていこう。