野球の応用でフィニッシュを体得する

フィニッシュの姿勢は、後ろ姿が「く」の字型に曲がっていると力が入りやすい。 逆に直立だと間違っているので、姿勢の直し方には２つがあり、一つは野球の投球フォームでフィニッシュを覚えること。これは、ゴルフボールを代用して、野球のサイドスローの要領で投げる。投げる手は利き手で投げる。４～５球投げて体の回し方が分かれば、実際のスイングでも正しいフィニッシュが取れる。または、バットスイングでフィニッシュの足を体感すること。体主導で手にした道具をコントロールするという意味で、バットスイングのドリルをやれば左ひざのゆるみを矯正できる。また、バットはゴルフグラフほど軽くないので、思い切り振ろうとすれば自然と体主体になる。このため、意識しなくてもフィニッシュの位置では体の回転で左ひざが伸ばされているはずである。練習場に行って試してみるのも良い。

野球が得意なので、ゴルフにも応用したい

フィニッシュは、いくら「Ｉ」の字型で終わっても、後方から見て上体がまだ完全に直立したフィニッシュでは間違っている。野球が得意分野の方なら、この応用でフィニッシュの体得が出来る。実際にバットをクラブかわりに振ると、重心がかかるので、フィニッシュの姿勢が良くなる。または、ゴルフボールを野球の投球フォームを使ってフィニッシュを覚えるという方法もある。